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雑記
雑誌に寄稿文より


・FCRキャブレターの耐久性と出力

よくお問い合わせ頂く機会が多いご質問で「FCRキャブレターってどれくらい持つんですか??」と聞かれる機会があります。
弊社でFCRキャブレターを取り付ける場合は必ずエアークリーナーBOXを取り付け出来るようにパーツを製作してる為、FCRキャブレターの内部が減る、痛むと言う事を経験したり、考えたりする事がなかったのですが、ファンネル仕様で使用する場合はボディが減る、痛む事があるようです。

以前作業した車両でファンネル仕様で街乗り、サーキットと使用してた方のFCRキャブレターをメンテナンスした機会があり、キャブレター内部をみさせて頂くと↓の写真のように、キャブレター内部に傷や磨耗が見られました。
この傷や磨耗により、精密な機器の精度が落ちてしまい、折角の高性能が損ねてしまう事につながりかねません。また、蛇足ですがエンジン内部にもホコリ、ゴミが混入してしまうので、エンジンにも良い影響がない事を感じます。写真を撮った車両では、プラグの先端にもゴミが付着してたので、驚いた事あります。

弊社の経験での話ですが、FCRキャブレターが発売当初に取り付けさせて頂いた車両がまもなく20年経過し、長いお客様で15万q走行して頂いてても、内部パーツやパッキン類の定期的なメンテナンス以外には、それほど大きなトラブルもなくご使用頂いてるので、FCRキャブレターの耐久度を考えてみるとノーマルキャブレターと同等か、内部で使われてるパーツが全部交換できるFCRキャブレターの方が耐久性がある様に感じています。

さて、そもそもファンネル仕様の方が良い事があるのかと考えてみると、弊社のADPSシャーシダイナモ上でのテスト結果では、必ずしもそうではなかった経験があります。
実線がエアークリーナー装着で点線がパワーフィルターです。

このデータはパワーフィルター仕様とエアークリーナーBOX仕様での比較データですが、パワーフィルターの方がイメージ的に出力が増すけれど、ゴミなどが混入が心配されると言う風に考えていましたが、実際の測定ではトルク、出力共に低くなってしまった事がありました。また、ファンネル仕様では低回転のアイドリングが不安定になってしまい傾向的にパワーフィルターよりも悪い印象だった為、テストを行わなかった事もありますので、空気がいっぱい入りそうなファンネル、パワーフィルターは、ゴミや水の異物の混入や定期的なメンテナンス、チェックする事を考えなくてはならず、その割にはエアークリーナーを付けた方が高出力を得られるので、良い事の方が多いように感じます。

使用条件、マフラーとの相性だったり、外見的なイメージなどもあり、一概に言える結果ではありませんが、かなり車両メーカーはエアークリーナーBOX内部の形状を考えてるので、外してしまう事はあまりお薦め出来ず、高価なキャブレターですので、長くお乗り頂く為にもエアークリーナーBOXは取り付けをお薦めいたします。