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ADPSシャーシダイナモテスターについてご説明します。
独自開発しましたシャーシダイナモシステム「過渡動力特性計測シャーシダイメーター」(特許第2797180)

一般的なシャーシダイナモのローラーを回した加速度から算出する慣性ローラー式とは異なり、台上に乗せた駆動輪がローラーを回す事は同じですが、タイヤが回したローラーのスピード上昇(加速度)を一定速に保つように、駆動輪が発生した力(駆動力)に対して、反発する力(負荷)をリターダー電磁にてローラーにブレーキ掛けて速度を抑え、その速度の制御をコンピュータ自動制御で行い、駆動輪が発生する出力に見合った負荷を一定上昇に自動的で制御し、その電磁ブレーキに掛かる力をトルクとして読み取って行くシステムです。



このシステムにより実際に駆動輪が発生した実トルクの流れが簡易に計測が可能と成り、設定した回転領域のエンジン特性が把握出来ます。これまでエンジンベンチなどでしか計測し辛かったトルク曲線の計測などと同様な測定が行えます。

電磁リターダーブレーキをコンピュータ自動制御する事で、何度も同じアクセル開度、エンジン回転の上昇が再現でき、エンジンチューニングやマフラーなどのパーツ性能比較、オイル、添加剤の性能比較、キャブレター、インジェクションなどの燃焼状態を把握しながらのセッティングなどが、実際の走行テストでは難しい再現性がシャーシダイナモ上では簡単に、そして高精度に何度でも同様な結果が得られ、小さな変化も見極めが行え、性能比較が可能と成ります。


そして、ADPSの特長としてコンピューター制御装置に、様々な計測器を組み入れられ、当社設置計測としては「排気ガスセンサー」「吸入圧センサー」「油温」「気温」など各計測器からのデータを、出力測定と同時に、同一画面にて、リアルタイムに表示が可能です。

車両のトルク特性と共に、様々な計測器からデータサンプリングが行え、計測車両の状態を「より速く」「正確に」そして「実践的に」分析が可能となり、車両カタログに出てるような性能曲線を短時間で測定できる画期的なシャーシダイナモシステムと考えています。